30代後半独身女子と老猫の不安

30代後半に突入してもなお独身でいることの不安、焦燥感、孤独、お金のことなど思ったことを日記にしています。

友達断捨離~前編~

歳を重ねるたびに冷静に自分の人生を振り返ることができるようになった。
現状の私は正直胸を張って言えるような人生ではない。

 

10年前に想像していた自分とはかなり違う人生を歩んでいる。

 

30代後半にもなれば自然と結婚して子供もいるものだと思っていた。
何の疑いもなくそう思っていた。

 

あの頃に戻れるのなら自分に伝えたい。
結婚は頑張らないとできないし、根っからの怠け者だから何も変わってないよ。と。

 

人の脳って都合よくできているのか、明るい未来を想像しがち。
それは今が暗い、自分の憧れていた人生ではないから、そんなはずはないと明るい未来を想像してしまうのだろう。

 

10年前、誓ったことも守れずにまた同じ過ちを繰り返している。
本当に自分は頭が悪すぎると感じる。

 

ただでさえそう思いながら日々を悶々と過ごしているっていうのに定期的にどん底に突き落とされる。

 

 

数週間前私は友達を一人失った。
失ったというかよく言えば人間関係を断捨離した。

 

今思えばその友達B子は年下の可愛い子だったから、私のことを見下していたのかもしれない。
年上のおばさんを隣に連れて歩けば自分がより一層輝く、引き立て役にはちょうどよいと思われていたのかも。

30代後半で独身、顔も普通。そりゃそうだ。

 

以前B子に私のお気に入り男性のY君とその後輩を紹介するつもりで4人で飲んだことがあった。
お気に入りと言っても顔がタイプってだけで内面はどうしようもない人だと分かっていた。

 

Y君とは暇なときに誘われて付き合う程度の都合の良い女だった。
B子も余程いい男と遊んでいなかったのか、Y君達のスペックに惹かれて私抜きの3人で飲みに行ったりしていた。

 

まぁ、奴らは一流企業に勤めて年収も年齢にしてはかなりもらっているし結婚できたら勝ち組だと思う。

 

B子は私とY君との関係も知っていた。

 

B子が
「Y君は絶対にあなたのことを気に入っているけど年上だからぐいぐいいけないだけだよ!!」とか
「向こうもあなたの気持ちを探っているに違いない、お似合いだしいいじゃん」とか
「私が気持ち確認してあげようか?結婚したくないの?」とか

 

今思い返せばB子がY君を気に入っていたからこそ、私にチャレンジさせて失敗するのを見たかったんだと思う。
自分に自信があったに違いない。

女って怖い。

 

そんなB子とある日曜日に買い物して夜ご飯を食べる約束をしていたのだが、
突然B子が
「鍋パしたーい!!」と言い始めた。

 

私も鍋パーティーをすることには反対じゃなかったけど、2人では面倒じゃないか?って思ったから、
他の人も誘ってみようと提案した。

 

次の日B子から
「Y君の後輩君は連休空いてないってー、だけどY君は土曜日の夜なら空いているってよ!!」
ってラインがあった。

 

こんなことを言うと私の器が小さいと言われるかもしれないが、
Y君と後輩を紹介したのは私で・・・・・
もし、鍋パにY君を誘うとしたら私が連絡すると思わなかったのだろうか。

 

あなたは他の人を誘うのが普通じゃない?
なんて思ってしまった私は器が小さいか。

そこは自分の中で消化して、なかったことにしたんだけど。

 

ところで、土曜日なら空いてるってよ!っておかしくないか?

 

私と約束しているのは日曜日だぞ。

 

Y君の空きに合わせるのっておかしくないか?

 

私は日曜日しか空いてないぞ。

 

心の中ではそんなことを思いながらも
「土曜日22時以降なら大丈夫だから後から合流でよければいくよ。」
って返事した。

 

私ってかなりのお人好し?それともバカ?

 

その約束をしたのが前日の金曜日。
そしてその日はその予定で~って感じで連絡が終わった。

 

 

長いので次回に続く。